クルーズ乗船前の準備
乗船日1ヶ月程度前に、クルーズ会社、もしくは代理店から各種書類が届きます。
ここでのポイントは、チェックインとバゲージ(ラゲッジ)タグです。
クルーズ客船に乗船するのって飛行機に搭乗することに似ています。
セキュリティーチェックゲートやパスポートの確認、チェックインなど、飛行機に搭乗する時と同じ事をします。
チェックインとは、「船に予約したとおり乗船しますよ!」と意思表示することです。
もちろん、乗船日にチェックインすることが出来ますが、クレジットカードの登録、緊急連絡先の登録など、当日に行うとまあまあ面倒で時間がかかります。
そこで、ほとんどのクルーズ会社はWEBで事前にチェックインをすることが出来るようになっています。
代理店で手配した場合は、代行してくれるとことがほとんどですが、希に自分でやらなければならない代理店もあるようです。
個人手配で英語に自信ない方は、ウェブチェックインをオススメします。
(乗船当日チェックインカウンターでやるより、自宅のPCなら慌てることもありません。)
チェックインに必要な項目(要点のみ)
本人の住所、緊急連絡先
パスポート情報
フライト情報
クレジットカード事前登録
免責事項などへの同意
次は、バゲージタグです。
バゲージタグとは荷物に付ける認識票です。飛行機に乗るときに荷物を預けた時に付けられるアレです。
ただし、飛行機のバゲージタグとは違い、記入されているのは、自分の名前と乗船日、部屋番号です。
これは、クルーズ船のターミナルに到着して、真っ先に荷物を預ける時に使用します。(チェックインの前の手続きです。)
クルーズは一度に多くのお客様が乗船するために、荷物の数もハンパありません。そのため真っ先に処理します。その際、このバゲージタグが付いていないと受理してもらえません。
バゲージタグを受け取ったら、名前(会社によっては自分で書くタイプのものもある。)、乗船日、船の名前、部屋番号などに間違いがないか確認してください。
あ、バゲージタグは乗船直前に付けるようにしましょうね!
クルーズ乗船当日
出航時間はほとんどの場合夕方に設定されています。
出航時間の2時間前、出来れば3時間前には到着しておきましょう。
(出航時間1時間くらい前で乗船手続き受付を終了するクルーズ会社もあります。)
遅刻は絶対出来ないため、代理店やツアー会社でクルーズ旅行を手配した場合は周辺都市で前泊となることが多いです。
ちなみに遅刻するとすべてがパーになります。(乗船出来ないばかりか、返金もありません。どうしても乗船したい場合は次の寄港地へ自費で先回り。)
ターミナルに到着したら、例のバゲージタグを付けた荷物を預けます。
とても多くの人がチェックインしますので、手続きに時間がかかります。余裕を持って到着しておいた方がいいと思います。
例
ロイヤルカリビアン社オアシス・オブ・ザシーズ/アリュール・オブ・ザシーズ
出港時間 17:00
チェックインタイム 12:00-16:30
乗船開始時間 12:30~
チェックイン時にパスポートを預ける船もあるそうですが、私は今まで遭遇したことはありません。
チェックイン手続きが終了すると、専用カードが発行されます。
このカードは部屋のキー、決済機能、身分証明となるものです。このカードが発行されれば、いよいよ乗船です。

ディズニークルーズラインの乗船カード
乗船は船によってはカテゴリー(階で分類したり、手続き順だったり。。)ごとに呼び出されて乗船する場合がありますが、大型船の場合は手続き順で乗船できるケースがほとんどです。
船内に入ると、そこは別世界。
と言うより、人の多さと、いきなり食事やプールと全開で楽しんでいる人を見てびっくりします。(笑)
この時点では、まだ部屋の準備が出来ていないかも知れません。
カフェやデッキで過ごすことになります。

オアシス・オブ・ザ・シーズのプロムナード
もちろん、荷物も到着していませんので(場合によってはディナータイムになっても到着しないことも。)すぐ使うモノは手荷物で持ち込みましょう。
部屋の準備ができ、しばらくすると避難訓練-ドリル Drillの案内があります。
ドリルは乗客全員参加です。「面倒だから・・」と拒否することは出来ません。
(全員揃わないと出航しない??)
船にはたくさんの人が乗船していますので、部屋の場所によって避難場所が決まっています。その決められた場所で、救命胴衣を着用し、避難の指示を待つことになります。
ドリルは避難場所の確認という意味で行われます。
昔は名簿式でしたが、現在はチェックイン時に作った専用カードの読み取りで行われています。(大型船の場合)
ですので、誰がまだ来ていないのかが一発で分かります。
このドリルが終わると、いよいよ出港です。
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