クルーズ客船の下船準備
クルーズ旅行も終わりに近づくと下船手続きが開始されます。(下船の前日)
下船手続きのポイントは以下の2つ。
・精算(チップ含む)
・荷物を出す準備
精算
最終日(下船当日)の前日深夜で、すべての会計行為が行えなくなります。買い物は最終日には出来ませんので、前日の夜までには済ませましょう。
精算に関しては最終日前日に利用金額確認のアテンドが入ります。
(多くの場合、客室のTV情報端末で確認出来るようになっています。)
もし請求内容が間違っている場合は、確定する深夜までにゲストリレーションで訂正を行ってください。
最終日の早朝に確定の請求書が部屋に届きます。(ドアに挟まれている。)
クレジットカードを登録している場合は、特に何もすることはありません。後日利用金額がカード会社に請求されます。
現金で決済される方は、前日(決済後は会計が出来なくなる。)か最終日にゲストリレーションで決済します。
チップ
旅行中、基本的にチップは必要ありません。
最終日前日にまとめて支払います。
便宜的に1日いくらと決まっている場合もありますし、世話になったハウスキーパーさん、ウエイターさんへ袋に入れて直接渡すという場合もあります。
どちらかというと前者が多く、すでに決済で請求されている場合が多いです。
この辺りは船によってルールが違いますので、早めに確認しておきましょう。
ちなみにルームサービスで食事を持ってきてもらったり、特別な用事を頼んだりした場合は、その都度チップを渡すようにしましょう。
荷物の準備
最終日(下船日)の前日に荷物専用タグが配布されます。
このタグは事前に下船希望時間を伝える日(用紙)で伝えた希望時間を元にグループ分けされています。
これは乗客が一度に下船を開始するととても混み合うことと、全員の荷物を一度に出せないことが関係しています。
下船当日は、自分に割り当てられたグループの時間になるまで、客室やレストランで待機し、自分のグループが呼び出されたら下船することになります。
この配布されたタグをスーツケースに付け、下船日前日の夜に通路に出しておきます。そうすれば夜中にグループごとに回収されていきます。
前日にスーツケースを出すことになるので、必要なものは手荷物に入れるようにしてください。
また帰る飛行機の関係でどうしても早く下船したい場合は、自分自身で荷物を運んで下船手続きをする方法があります。(Express checkout、self checkoutなどの名称で呼ばれています。)その場合は前日に荷物を廊下に出す必要はありません。
下船当日
レストランの制限はありますが、朝食をとることができます。
下船時間になるまで、レストランで待つ方も多いです。
自分の時間になったら、下船します。
下船は再入国と同じ扱いになりますので、入国審査があります。パスポートを用意してください。また税関申告書も必要ですので、予め記入しておきましょう。(通常は荷物タグと同時に届きます。)
入国審査が終われば、バゲージクレーム(と言ってもただ広いスペースにスーツケースが整然と並べられているだけですが。)で、自分の割り当てグループから自分の荷物を探します。
あとは出口付近で税関申告書を渡して終了です。
注:下船の流れは一例です。下船手続きは会社によって異なるので、各自ご確認ください。
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